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ミクロガードのデメリットは6つ|後悔する人の共通点

高密度生地の布団カバーを掛けたベッド

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テイジンのミクロガードのデメリットは、大きく6つあります。

通気性の低さ、冬の冷たさと静電気、生地の滑り、洗濯の制約、価格、サイズと色の少なさです。

日曜の夜。カートに掛けカバーと敷きカバーと枕カバーを入れて、合計が2万円に届いたところで指が止まる。悪い評判がほとんど出てこないことが、かえって落ち着かない。

公式が自分で認めている制約と、ポリエステル100%という素材の性質を紹介します。

目次

ミクロガードのデメリットは?大きく6つあります

先に6つ、全部並べてみます

  1. 通気性は低い(公式のよくある質問に明記がある)
  2. ポリエステル100%なので、冬の触り始めが冷たく、静電気も起きやすい
  3. 生地がなめらかで、布団がずれることがある
  4. 洗濯の手間はゼロにならない
  5. 価格が一般的な布団カバーの3〜5倍
  6. サイズと色の選択肢が少なく、セミダブル以上は受注生産

どれも「悪い口コミが出るかどうか」とは関係なく、買う前から決まっている話です。ここからは1つずつ、どう考えれば納得できるかを書いていきます。

デメリット1:通気性は低い

織りの密度がわかる生地の拡大

通気性は低いです。これは推測ではありません。公式のよくある質問でも、通気性は低いと明記されています。

理由は単純です。生地の目を細かくして通り抜けにくくする作りなので、空気の通り抜けも一緒に落ちます。ダニだけを通さず、空気だけは通す。そんな都合のよい織り方は、考えにくいのが実際のところです。

素材はポリエステル100%。極細の糸を高い密度で織り、目のすき間を小さくしています。

なぜ通気性を下げてまで、目を細かくしているのか?

薬剤を使っていないからです。

ミクロガードは、生地に薬剤を塗る加工ではありません。糸の細さと織りの密度だけで、ダニやそのフン、死骸が生地を通り抜けにくい状態を作っています。

通気性の低さは設計ミスではなく、この方式とセットの代償です。

では、夏に蒸れるのか?「通気性」ではなく「透湿性」で見ると答えが変わります

夏の湿気が多い時期は、蒸れやすい傾向があります。ただし理由は通気性ではなく、汗を吸わない素材だからです。

通気性と透湿性は別物です。通気性は空気そのものが通り抜ける量、透湿性は汗などの水蒸気を外へ逃がす力を指します。

同じ公式のよくある質問には、綿素材に近い透湿性を持ち、ムレ感を抑える作りだとも書かれています。空気を通すのをやめ、湿気を逃がす側に振った設計。そう考えると筋が通るはずです。

ポリエステルの公定水分率は0.4%で、繊維そのものが水分をほとんど吸いません。湿気は逃がすが、汗は吸わない。夏に寝汗が多い人ほど、この差は出ます。

蒸れが心配な人は、どうすればいいのか?

打てる手は3つあります。

  • 上に綿のシーツやパッドを1枚重ねて、汗を吸う層を足す
  • 吸水拡散と透湿を強めたモイスチャーを選ぶ
  • 夏の3か月だけ、別のカバーに替えて運用を変える

3つ目を書いたのは、通年で我慢する前提にしないためです。暑い時期だけ外す使い方でも、残り9か月ぶんの意味はなくなりません。

モイスチャーが自分に合うかどうかは、蒸れが気になる人向けに作られたモイスチャーの中身で確かめられます。

デメリット2:ポリエステル100%だから

冬の触り始めは冷たく、乾燥する季節は静電気が起きやすいです。ミクロガードだからではなく、ポリエステルという素材だから起きます。

水分をほとんど含まない繊維は、肌が触れた瞬間にひやりとする。さらに、水分率の低い合成繊維は帯電した電気が逃げにくいという性質もあります。

脱ぐときにパチッとくる化学繊維のセーターと、同じ理屈です。綿の布団カバーから乗り換えると、最初の冬に違いを感じる人はいます。

冷たさと静電気は、どこまで弱められるのか?

消えはしません。弱めることはできます。

  • 洗うときに柔軟剤を使う(洗濯ネット・液温40℃以下という公式の条件の範囲で)
  • 上に綿のカバーやパッドを重ねて、肌に触れる面を替える
  • 部屋が乾きすぎないようにする

手触りの話も同じ根から出ています。ポリエステルはハリとコシが出やすい繊維で、綿のようなくたっとした柔らかさにはなりにくい素材です。

硬さがどうしても苦手なら、逃げ道が1つあります。いま使っている綿カバーの内側に入れる、プロテクター(インナー型)です。

肌に触れる面は今までどおりの綿のまま、構造だけを足せます。

デメリット3:生地がなめらかで、布団がずれることがあります

極細の長い繊維を高い密度で織っているので、表面がなめらかになるためです。サラサラした手触りは長所として語られますが、同じ性質が「中の布団がずれる」という短所にもなります。

メーカー側もそこは承知のうえでしょう。掛け布団カバーには、足もとの全開ファスナー、8か所のループ、ずれを抑えるための特殊縫製が付いています。

ずれを減らす使い方は?

8か所のループを、実際に使うかどうかです。

ループとひもで布団の四隅と側面を留めれば、中身は動きにくくなります。面倒だからと留めずに使えば、なめらかな生地の内側で布団は素直に滑ります。

装備があるのに使わない。後悔の正体は、たいていここです。

デメリット4:洗濯の手間はゼロになりません

洗濯機から取り出した白い布団カバー

手間は消えません。種類が変わるだけです。

薬剤ではなく織りの構造で対処する方式です。生地の外側に付いたホコリは、これまでどおり自分で洗って落とすことになります。

公式の洗濯条件はこうです。家庭の洗濯機で洗える。洗濯ネットを使う。液温は40℃以下。タンブル乾燥(衣類乾燥機)は使えない。乾かすときは日陰のつり干し。

布団乾燥機は、公式のよくある質問では短時間の設定なら可とされています。使う前に公式の案内をご確認ください。

休みの日の朝、カバーを外して洗濯機に入れる。ベランダの日陰に掛けて、夕方に取り込む。

天気予報を見て「今日は布団を干せる日か」と考える習慣が、生活から丸ごと消えます。手間がなくなるのではありません。天気に左右される手間が、洗濯機を回すだけの手間に変わります。

デメリット5:価格は一般的な布団カバーの3〜5倍

高いです。

量販店で売られている綿の布団カバーと比べると、おおむね3〜5倍の価格帯になります。

ミクロガードの掛け布団カバー(シングル)は、公式の商品ページに3つの値段が並びます。スタンダード8,800円、モイスチャー12,100円、プレミアム15,400円(すべて税込)です。

理由は方式にあります。薬剤を後から塗るのではなく、生地そのものの密度で対処するため、糸と織りのコストがそのまま値段に乗ります。

なお公式のよくある質問では、通常4〜5年は問題なく使えるとのこと。

費用を下げる現実的な道は2つ。1つは、既存の綿カバーの内側に入れるプロテクターを選ぶ方法で、3点そろえても9,020円です。もう1つは、いきなり3点そろえず、いちばん長く肌が触れる掛けカバーと枕カバーから始める方法です。

シリーズごとの値段を並べたものは、4シリーズの価格を並べた一覧にあります。価格は変わることがあるので、最新は公式サイトでご確認ください。

デメリット6:サイズと色の選択肢が少なく、セミダブル以上は受注生産

セミダブル以上を使っている人は、今日決めて来週から使う、という買い方ができません。

スタンダードで在庫のまま買える掛け布団カバーは、シングルロング(150×210cm)とダブル(190×210cm)です。セミダブル、クイーン、キングはオーダーサイズの受注生産になります。

ここで注意が1つ。シリーズによって在庫のサイズが違い、モイスチャーはクイーンとキングも在庫にあります。

オーダーサイズの納期はおよそ4週間強。注文後のキャンセルもできません。

ここは正直に痛いところです。来客用に急いでそろえたい、引っ越しに間に合わせたい。そういう場面には向きません。

色の選択肢も多くありません。スタンダードの掛け布団カバーは5色です。ベージュ、ピンク、ブルー、グレー、ライトラベンダー。オーダーサイズは3色に絞られます。

公式が先に断っていることも1つあります。生地の特性と梱包の都合で、細かいシワが入ることがある。低温のアイロン処理をして出荷しているものの、強いシワは戻ることがある。防ダニの働きには影響しない、とも書かれています。

見た目が気になるなら、道は2つです。上から好きな柄のカバーを重ねる前提で選ぶか、綿カバーの内側に入れるプロテクターにして表から見えないようにするか。

大きいサイズの人に補足を1つ。モイスチャーの掛け布団カバーは、クイーン16,500円、キング18,700円まで在庫のラインナップがあります。急ぐなら、こちらから見るほうが早いです。

寸法の一覧は、掛け・敷き・ボックスで違う寸法の早見表にまとめています。

これは弱点ではなく誤解:カバー1枚で寝室全部が片づくわけではありません

悲しきかな、掃除はなくなりません。

カバーが受け持つのは、布団の中と外の行き来だけです。カーペット、ソファ、カーテン、寝室の床は対象の外にあります。掃除機がけをやめていい道具ではありません。

「これを買えば寝室のホコリ対策が終わる」という期待のまま買うと、落差が出やすくなります。

店頭で手触りを確かめてから注文する、という順番も取りにくい商品です。代わりに、公式のシリーズ紹介では手触りの表現が分けて書かれています。

プレミアムはツルっとした滑らかな肌触り、スタンダードは柔らかでサラサラした肌触り、プロテクターはハリのある生地です。

位置づけを変えると、評価も変わります。寝室全部を片づける道具ではなく、1日のうちいちばん長く肌が触れる場所を1つだけ確実に押さえる道具。そう考えれば、6つのデメリットを引き受ける意味は残ります。

それでも残るもの、そして、やめた方がいい人

やめた方がいい人(3タイプ)

はっきり書きます。次の3つに当てはまる人は、買わないほうがいいです。

1つ目は、セミダブル以上を使っていて、今週中に届いてほしい人。オーダーは納期4週間強で、キャンセルもできません。急ぐなら別の選択肢を探すほうが早いです。

2つ目は、綿や麻の肌触りをどうしても手放したくない人で、なおかつインナー型のプロテクターも嫌な人。ポリエステルのハリと冷たさは素材の宿命で、使い方では消えません。

3つ目は、これを買えば寝室のホコリ対策が終わると思っている人。掃除も洗濯も続きます。期待の置き場所がずれたままだと、何を買っても不満が残ります。

それでも合う人

合うのは、天気予報を見て「今日は布団を干せる日か」と考えるのを、そろそろやめたい人です。

シングルかダブルを使っていて、今日決めて来週から使いたい人にも向きます。在庫があるサイズなら、待つ理由がありません。

実際に買った人が挙げている良い点と気になる点は、買った人の声を整理した記事にまとめてあります。この記事は口コミを材料にしていないので、両方読むと視点がそろいます。

自分の布団のサイズと色が今の在庫にあるか、いまの価格はいくらか。それは公式の商品ページで確かめられます。

【ミクロガード】

あなたの場合はこれ

当てはまるものを1つだけ取ってください。

  • シングル・ダブルで、夏の蒸れが心配 → モイスチャー
  • 今の綿カバーの肌触りを手放したくない → プロテクター(インナー型・3点で9,020円)
  • 費用を抑えて一式そろえたい → スタンダードの3点で19,800円
  • セミダブル → 納期4週間強を見込んでオーダーする
  • クイーン・キングで急いでいる → 在庫のあるモイスチャーから選ぶ
  • どれから買うか決められない → いちばん長く肌が触れる掛けカバーから

ここでシリーズの細かい比較はしません。選択肢を増やすほど、決められなくなるからです。

4シリーズの違いは、スタンダード・モイスチャー・プレミアム・プロテクターの違いにまとめています。

買う前に確かめる数字を、1つの表にまとめました

項目内容
素材ポリエステル100%
掛け布団カバー(シングル・税込)スタンダード8,800円/モイスチャー12,100円/プレミアム15,400円/プロテクター3,960円
3点そろえた合計(シングル・税込)スタンダード19,800円/モイスチャー26,070円/プレミアム33,000円/プロテクター9,020円
在庫で買えるサイズ(掛け・スタンダード)シングルロング150×210cm/ダブル190×210cm
オーダーサイズ(スタンダード)セミダブル・クイーン・キングは受注生産。納期およそ4週間強・注文後キャンセル不可
シリーズによる在庫の違いモイスチャーの掛け布団カバーはクイーン・キングも在庫にあり
カラー5色(オーダーサイズは3色)
洗濯家庭で洗える/洗濯ネット/液温40℃以下/タンブル乾燥禁止/日陰のつり干し
送料・返品条件変動するため公式の表示で確認

送料と返品の数字は、変わることがあるのでこの記事では書きません。価格も同じで、最新は公式サイトでご確認ください。

自分の布団のサイズが在庫にあるか、送料がいくらかかるか。残っている疑問は、たぶんその2つだけ

よくある質問

防ダニ加工の寝具は、体によくないのですか?

ミクロガードは、生地に薬剤を塗るタイプの加工ではありません。糸の細さと織りの密度だけで、通り抜けにくい状態を作っています。

薬剤加工そのものを避けたい人には、そこが選ぶ理由でしょう。

布団カバーの表面には、ダニはいるのですか?

表面には、ふつうの布と同じようにホコリが付きます。カバーが受け持つのは、布団の中と外の行き来までです。

だから表面は、洗って落とす。そういう運用が前提の道具だと考えてください。

セミダブル以上のサイズは、すぐに届きますか?

スタンダードのセミダブル以上は、すぐには届きません。受注生産で、納期はおよそ4週間強かかります。注文後のキャンセルもできません。

急ぐ人の道は2つです。クイーン・キングなら在庫のあるモイスチャーを見るか、使い始めたい日から逆算して早めに注文するかです。

まとめ:デメリットを6つ知ったうえで、自分で決められる状態に

6つを短く並べ直します。

  • 通気性は低い(公式のよくある質問に明記)
  • 冬の触り始めが冷たく、静電気も起きやすい
  • 生地が滑って、布団がずれることがある
  • 洗濯の手間は消えない
  • 価格は一般的な布団カバーの3〜5倍
  • サイズと色が少なく、セミダブル以上は受注生産

そのうえで、もう一度1行だけ。蒸れが心配ならモイスチャー。綿の肌触りを残したいならプロテクター。費用を抑えたいならスタンダードです。

決めるための材料は、これで全部出しました。

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