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寝室のハウスダスト対策は順番が9割|掃除より先に見直したい寝具のポイント3つ紹介

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朝、カーテンを開けた瞬間に光の筋が見えることがあります。細かいものが、ゆっくり漂っている。あの光景を見て、掃除機をかける回数を増やした方は多いはずです。

それでも、次の朝また同じ光の筋が見えます。回数を増やしても手応えがない。その理由は、手をつける順番にあります。

寝室のハウスダストは、出どころを押さえてから掃除するほうが早く落ち着きます。順番を先に整理します。

目次

寝室のホコリは「舞う時間」が決まっている

細かいホコリは軽いので、人が動くと舞い上がります。そして人がいなくなると、数時間かけて床に落ちます。

つまり、いちばん床に溜まっているのは朝です。夜のあいだに落ちきっているからです。

ここに掃除のタイミングの答えがあります。人が動き回った日中や夕方に掃除機をかけると、舞っているぶんを取り逃がします。

時間帯ホコリの居場所掃除の向き不向き
起きてすぐ床に落ちているいちばん向く
日中空中に舞っている向かない
夕方舞ったり落ちたりあまり向かない
寝る前落ち始めている拭き掃除なら可

起きてすぐは布団の上げ下ろしで舞いやすい時間でもあります。布団をたたんだあと、30分ほど置いてから床に取りかかると取りこぼしが減ります。

掃除は上から下へ、床は最後に

順番はひとつだけ覚えれば足ります。高いところから低いところへ、です。

  1. 照明・棚の上・カーテンレールを乾いた布かハンディモップで。ここが後回しだと、床を掃除したあとに落ちてきます。
  2. カーテンと窓まわり。カーテンは布なので、ホコリが付きやすく、開け閉めで舞います。
  3. ベッド下と家具の隙間。空気の流れが弱く、溜まりやすい場所です。
  4. 床を掃除機、そのあと拭き取り。掃除機の排気でも細かいものは舞うため、最後に固く絞った布で拭くと残りを回収できます。

換気は掃除の前に始めて、終わってからも10分ほど続けます。窓は2か所開けると空気が通ります。1か所だけでは入れ替わりません。

道具は「舞わせないもの」を選ぶ

掃除の道具選びにも考え方があります。ホコリを飛ばす道具と、絡めとる道具は別物です。

道具向く場所気をつける点
ハンディモップ棚の上・照明・家具の上ためこんだら早めに交換する
固く絞った布床・窓枠・巾木水気が多いと跡が残る
掃除機床・カーペット・寝具の表面排気の向きを人のいない側へ
はたき舞い上げるだけになりやすい

はたきは昔からある道具ですが、寝室には向きません。落とした先を掃除できる場所でだけ使ってください。

掃除機は、ゆっくり動かすほど拾えます。往復の速さより、1往復にかける時間です。カーペットなら1メートルに5秒ほどが目安になります。

季節で変わる寝室の悩み

1年を通して同じやり方でよいわけではありません。季節ごとに気をつける場所が移ります。

季節寝室で起きやすいことやっておきたいこと
窓を開ける機会が増え、外から入る網戸とカーテンの洗濯
梅雨〜夏湿気がこもり、寝具が乾きにくい除湿と、敷きパッドの入れ替え
寝具を入れ替える時期しまっていた布団を干してから使う
換気が減り、空気が動かない短時間でも1日1回は窓を開ける

見落としやすいのが秋です。押し入れから出した布団をそのまま使うと、しまっていた期間のホコリごと寝ることになります。

出したら、まずカバーを洗い、本体は干してから掃除機をかけます。この一手間で冬のあいだの空気が変わります。

掃除だけでは追いつかない理由

ここまでを完璧にやっても、翌朝また光の筋が見えます。落胆する必要はありません。寝室のホコリには、掃除で届かない出どころがあるからです。

それが寝具です。布団も枕も敷きパッドも、すべて布でできています。布は繊維がこすれるたびに細かいものを出し、同時に外からの細かいものを溜め込みます。

しかも寝ているあいだ、顔はそのすぐ横にあります。1日の3分の1をそこで過ごす計算です。床より先に見直す価値があるのは、この距離のためです。

寝具側でできる3か所の見直し

1. 掛け布団カバー

面積がいちばん大きく、寝返りのたびに動きます。ここを高密度の生地に替えると、布団の中身と外の行き来が起きにくくなります。

高密度生地は、糸を細く、織りを詰めて作られた生地です。薬剤を使わず、織りの細かさで通り抜けにくさを狙う考え方です。仕組みは高密度生地の寝具はなぜ清潔を保ちやすい?で説明しています。

2. 枕カバー

顔にいちばん近い布です。面積は小さいのに、影響は大きい場所です。

週に1回は洗い、替えを2枚用意しておくと回しやすくなります。選び方は防ダニ枕カバーの選び方にまとめました。

3. 敷きパッド

体が直接触れて、汗も受け止めます。洗える一枚を選び、こまめに回すのが現実的です。

詳しくは防ダニ敷きパッドの選び方をご覧ください。

この3か所を高密度生地でそろえると、寝具まわりの手入れが「洗って干す」だけで回り始めます。テイジンのミクロガードは、ダニ・ハウスダスト対策を目的とした高密度生地の寝具として1991年から続くシリーズです。カバー類がひととおりそろっているので、3か所を同じ考え方でまとめやすくなっています。

【ミクロガード】

寝具の手入れは頻度を決めてしまう

気づいたときにやる、では続きません。曜日と回数を決めてしまうほうが楽になります。

やること頻度かかる時間
枕カバーを替える週1回1分
シーツ・掛け布団カバーを替える2週に1回5分
布団の表面に掃除機をかける2週に1回5分
布団を干す・室内干しで風を通す月2回半日
敷きパッドを洗う2週に1回洗濯機まかせ

合計しても、手を動かす時間は月に1時間ほどです。それでも続かないときは、替えのカバーを1組増やしてください。

替えがあると「洗ってから干して、乾いたら戻す」という待ち時間がなくなります。続かない原因は、たいてい気持ちではなく段取りのほうにあります。

洗える範囲は商品ごとに違います。買うときに洗濯表示を見て、家の洗濯機に入るかまで確かめておくと、あとが楽です。

よくある思い違い4つ

思い違い実際のところ
掃除機を毎日かければ足りる床は片づくが、寝具から出るぶんは残る
布団を叩けばホコリが出る叩くと中身が壊れ、細かい破片が増える。掃除機で吸うほうが向く
天日干しだけで清潔になる湿気は飛ぶが、表面に付いたものは残る。干したあとに吸う
空気清浄機を置けば解決する舞っているぶんには役立つが、布に溜まったぶんには届かない

どれも「間違い」ではなく、「それだけでは足りない」という話です。組み合わせると効いてきます。

手をつける順番のまとめ

やることが多く見えるので、優先順位をつけます。上から順に手をつけてください。

順番やること手間効き方
1掃除を朝に移すなし(時間を変えるだけ)すぐ分かる
2換気を1日1回入れるほぼなしすぐ分かる
3枕カバーを替える頻度を上げる小さい1週間ほどで
4掛け布団カバーを高密度に替える買い替えじわじわ
5敷きパッドを洗えるものにする買い替えじわじわ

1と2はお金がかかりません。今日からできて、しかも効き方が早い順に並べています。

4と5は買い替えが要るので、まず1から3で手応えを確かめてからで十分です。

ひとつずつ足していくと、どれが効いたのかも分かります。全部を一度に変えると、原因が分からなくなります。

よくある質問

寝室の掃除は週に何回すればいいですか

週2回を目安に、朝の時間帯にできると回りやすくなります。毎日やるより、時間帯を合わせるほうが手応えがあります。

カーペットとフローリング、どちらが向きますか

手入れのしやすさではフローリングです。カーペットは繊維に入り込むぶん、掃除機をゆっくり往復させる必要があります。

カバーはどのくらいの頻度で洗いますか

枕カバーは週1回、掛け布団カバーとシーツは2週に1回が目安です。替えを1組用意しておくと続きます。洗える範囲は商品ごとに違うので、洗濯表示をご確認ください。

高密度のカバーは寝苦しくないですか

織りが詰まっているぶん、生地はしっかりした手触りになります。夏の蒸れ方が気になる方は、通気や吸湿に配慮したタイプを選ぶと差が出ます。ミクロガードの布団カバー4シリーズの違いで選び分けを整理しています。

布団乾燥機は使ったほうがいいですか

湿気を飛ばす目的では役に立ちます。ただし、表面に付いたものは残るので、使ったあとに掃除機をかけるとひととおり片づきます。

ベッドと敷布団、どちらが手入れしやすいですか

床から離れているぶん、ベッドのほうが湿気は抜けやすくなります。敷布団の場合は、週に一度立てかけて裏側に風を通してください。

寝室に加湿器を置いても大丈夫ですか

湿度が高すぎると、寝具が乾きにくくなります。目安は50%前後です。置く場所は寝具から少し離してください。

カーテンはどのくらいの頻度で洗いますか

年に2回ほどが目安です。春と秋、窓を開ける季節の前後に洗うと、外から入るぶんを持ち込みにくくなります。レースのカーテンは汚れが見えにくいので、時期を決めて洗ってください。

ぬいぐるみやクッションは置かないほうがいいですか

置いても構いません。ただし布が増えるほど手入れの場所も増えます。寝室に置くものは洗えるかどうかで選ぶと、あとが楽になります。

まとめ

寝室のハウスダスト対策は、回数より順番です。朝に掃除する、上から下へ進める、換気は前後に。この3つで床は落ち着きます。

そのうえで残るのが寝具です。掛け布団カバー・枕カバー・敷きパッドの3か所を高密度生地でそろえると、日々の手入れが軽くなります。

全部を一度にやる必要はありません。顔にいちばん近い枕カバーの1枚から始めるだけでも、朝の空気の感じ方が変わってきます。

寝具の選び方をひととおり見たい方は防ダニ寝具で失敗しない選び方5つを、布団まわりの見直しは布団のダニ対策でやりがちな勘違い4つをご覧ください。

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